「煙害死」!?ってなに?
「医師ら220人以上、『煙害死』を防げ! 厚労省内で会見、
『建物内禁煙』実現に向け活動開始 」
医療関係のネットニュースの見出しを見て、医師患者が大火事にあったのかと思いきや、受動喫煙防止法に関しての話題でした。
がん患者、医療者など220人以上が発起人となって『たばこ煙害死なくそう。受動喫煙のない国に』とのスローガンの実現に向けて5月24日厚生労働省内で記者会見した、というものです。
東京オリンピックに向けて厚労省が受動喫煙防止のための健康増進法改正を準備しているが、与党内の反対が強く進まない状況下での推進勢力の一押し。
厚労省の「たばこ白書」によると、受動喫煙が原因とみられる国内の推計死亡者数は年間約1万5千人で、日本は世界保健機関(WHO)の基準では世界最低レベルと言われています。
「えんがいし」を漢字変換しても出てこないところを見ると、新しい造語なのかなと思いますが、これが一般的になればもっと運動は進みますよね。
でもそれより、早く法律ができて年間1万5千人の命が救われ、それによって医療費も削減し、歯周病も少なくなり、「煙害死」が死語になるのがいちばんですね!
ちなみに5月31日は世界禁煙デーです。
まつうら歯科 院長 松浦美智子
2017-05-31 | Posted in スタッフブログ | Comments Closed