地域住民の方から届いたお手紙に、励まされました
彼岸花も過ぎ、ようやく秋らしくなりました。診療室前のさくらの葉も色づきはじめました。(落ち葉の掃除も大変になりますが・・・)先日山に行った時、かすかに匂っていた金木犀もわが家ではもう少し先のようですがある日突然匂ってびっくりさせられるのが毎年楽しみです。
数日前に「地域一住民より」という封書をいただきました。きれいな手書きの封筒をびくびくしながら開封しフジバカマの絵入りのお手紙を「何か自分かスタッフがご迷惑をかけたのか!?」と不安を抱きながら読ませていただきました。
そしたら何と私どもへの慰労のお言葉でした。
ご本人のお許しを得られないまま恐縮ですが、ここに全文を紹介させていただきます。
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まつうら歯科のスタッフの皆さまへ
突然のお手紙失礼いたします。
今後のコロナウイルス感染症の状況が見通せない中、感染防止につとめながら子どもたちから年配の方々に至るまで、地域の皆さんの歯科診療に日々携わっておられることに感謝します。
また、歯科医の立場からコロナウイルスにどのように対処したらいいかなど、日頃私たちの生活に役に立つ情報を発信して下さり、ありがとうございます。
”朝起きてすぐの歯磨きがあなたを守る”これはとても参考になりすぐに実行しています。
「知恵は身の守り、みんなの命を守る」の言葉通り、これからも地域の方々の歯の健康を守っていって下さい。
未だ感染症は終息していませんので先生を含め医療スタッフの皆さまお体に気を付けて歯科診療に携わっていかれることを願っています。
感謝をこめて 地域一住民より
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今回のコロナ感染症では、医療者や家族への心無い中傷が問題になりました。また一方で慰労も様々な形で行われました。ヨーロッパではベランダでの演奏で医療者を励ますという初めて見聞きするような驚きの慰労もありました。
私ども歯科医療者にも福岡ソフトバンクホークスの工藤監督から慰労として黄色いユニフォーム5枚を送っていただいたり、何時間もかかってやっと申請した医療者への政府慰労金をいただいたりして、とてもありがたかったです。
しかし、この地域住民の方からのお手紙は、その何十倍も嬉しいものでした!!
スタッフ一同、御礼と感謝を申し上げます。
まつうら歯科院長 松浦美智子
<参考>
「朝,起きてすぐの歯みがきが,あなたを守る」は、2009年に出版された河合満医師(喘息の専門医・京都大学出身)の本です。これは朝起きてすぐ歯みがきをすることが風邪やインフルエンザを予防するというコンセプトで書かれた内容です。当初はまつうら歯科のホームページでも紹介し待合室に置いていましたが、今回またコロナ禍にあたり、ホームページで再紹介し、少し古びましたが待合室にも再登場しました。
心に留めてくださった方がおられて嬉しく、また、河合先生も本望でしょう!!