8020達成者が5割を超える!!

国民の歯科疾患実態調査のH28年の調査結果が出ました。

今回から5年に1回(以前は6年に1回)になり、注目された結果は・・・・・・・

 

1)8020(80歳で20本以上の歯を残す)達成者は5割(51.2%)を超え過去最高に!

高齢者でも歯を残せる時代が来たという事で、最後まで心身ともに健康である可能性が高くなりました。

まつうら歯科でも8020を達成された患者さんにはささやかなお祝いしていますが、これまで83人の方に受け取っていただきました。

中には、福岡市から「まだまだ良い歯のコンクール」で表彰された方もおられます。

これからは100歳時代を迎えるにあたって、いつまでも自分の歯でおいしく食べて「最後まで元気」を目指しましょう!!

治療中に雷のようなうがいの音で有名。元気の良い大江さんは90歳

治療中に雷のようなうがいの音で有名。元気の良い大江さんは90歳

ベストドレッサー1位の横山さんは91歳

ベストドレッサー1位の横山さんは91歳

大森さん。福岡市のまだまだ良い歯のコンクールで入賞。現在9020を目指し中!

大森さん。福岡市のまだまだ良い歯のコンクールで入賞。現在9020を目指し中!

いつも穏やかで、上品さ見習いたいと憧れた石橋さん

いつも穏やかで、上品さ見習いたいと憧れた石橋さん

 

その他の注目された結果は、以下の通りです。

2) どの年代でも歯周病の割合が高くなっている

むし歯の減少と共に歯周病は増加。歯周病は全身疾患との関連もあり特に高齢者は注意。

 

3) 15歳未満のう蝕(DMF歯数)は、激減している

子どもは定期検診が常識となり予防やフッ素の効果が表れています。

 

4) 歯を磨く人、歯磨き回数は、増加を続けている

1日2回以上磨く人は77%、歯間部清掃を行っている人(フロスや歯間ブラシ)は30.6%。

 

5) 歯や口の状況で気になるところは、年齢によって異なる

・15~34歳の間に歯の痛みやはぐきに対する違和感が急激に高まる。
・55~65歳に歯周病の症状がピークとなりその後は減少するが、咬めない状況が増加。
・口腔乾燥は年齢とともに気になるが、今後対策を要する大きな課題になる。

 

まつうら歯科は、これからも地域のホームドクターとして、皆さまの8020を支えて参ります。

8020で、健康寿命をのばしましょう!

まつうら歯科 院長 松浦 美智子

2018-03-03 | Posted in スタッフブログComments Closed 

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